薪ストーブ 分類 ---- 鋳物製 鋼板製 鉄板製 煙突径 ---- φ100 φ106 φ120 φ150 暖房面積 ---- ~15坪 15~30坪 30~50坪 50坪以上 二次燃焼 ---- ○ × 外気吸入 ---- ○ × 検索 鋳物製薪ストーブ 鋳鉄でつくられた薪ストーブが鋳物製薪ストーブです。 溶かした鉄を型に流し込み成型してパーツを作るため、自在な凹凸や曲面デザインが可能です。凝った造形は鋳物製薪ストーブならでは。どっしりとした重量感も鋳物製薪ストーブの魅力です。 肉厚の鋳鉄パーツは炎の熱を蓄熱します。本体が温まるまでに時間はかかりますが、一度温まってしまえば火を落とした後でもしばらく余熱が持続します。本体が冷めきらないうちは余熱により薪の再着火も容易です。 鋼板製薪ストーブ 厚い鋼板を加工してつくられた薪ストーブが鋼板製薪ストーブです。 鋼板製薪ストーブは最新の設備を使い、高い加工精度で組み立てられます。気密性に優れるため厳密なエアーコントロールが可能です。簡単な操作で燃焼を思い通りに操ることができます。直線的なデザインはシンプルかつモダン。広い炉と大きなガラス窓は鋼板製だから実現できることです。大画面で揺らぐ炎を存分にお愉しみください。 鋳物製薪ストーブとの違いをよくお問い合わせいただきます。一番の違いは本体の温まり方です。鋳物製薪ストーブが温まりにくく冷めにくいのに対し、鋼板製薪ストーブは温まるまでが比較的早く、鋳物製薪ストーブより即暖性に優れているといえます。その代わり火を落とした後は比較的すぐに冷却します。長時間使用は鋳物製薪ストーブ、短時間使用は鋼板製薪ストーブが向いています。 鉄板製薪ストーブ 板金加工による日本独自のストーブが鉄板製薪ストーブです。 薄板でできていますので鋳物製や鋼板製薪ストーブのような高い耐久性はありませんが、軽量で持ち運びしやすく、何より低価格が魅力の薪ストーブです。 鉄板製薪ストーブの代表”時計型薪ストーブ”の歴史は50年以上にもなります。石油ファンヒーターなど便利な暖房器具が登場する前、時計型薪ストーブは寒冷地を中心に広く普及していました。 時計型薪ストーブの名はストーブの上面形状が振り子時計に似ていることに由来します。地方によってはダルマストーブとも呼ばれて親しまれたものです。現在では、昔ながらの住宅暖房としてだけではなく、優れた野外暖房・調理器具としてアウトドアや防災、作業現場などに利用され、新たなアイデンティティを築いています。